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カズーイの冒険 30

次の日の朝早く、太陽がまだ顔を出さないうちに
長老が目を覚ましました。

というよりも、長老は、昨夜から興奮していてなかなか
寝つけずにいました。

そこで長老は、まだ暗い森の中へ散歩に出かけようと
ヒノキの巣穴から顔を外へ出しました。

森はまだ静まりかえっていました。

奥さんを起こさないようにそっと巣穴から抜け出して
下へ降りると、湖の方へ歩いて行きました。
途中にある三本杉にさしかかったところで、奥の茂みから
ささやくような話し声が聞こえてきました。

長老はなかば反射的に、三本杉の根元に身を隠していました。

どうやら、バキとアヤちゃんのようでした。

「今日はさんざんだったわね。顏、まだ痛む?」
「ああ、ガボのやつ、遠慮がねーからな」

「バキさんも、もっと素直になればこんな目に合わないで済むのよ」
「うん。分かってるって」

「ホントは助けに行ったんでしょう?」

「騒がしかったんで、何事かと外に出たらあんな大変なことになってて」
「助けよう思ってるのに、気持ちとは裏腹なあんな言葉が出ちゃったんだ」
「やっぱり、どこかひねくれているんだな俺って」

「ヤッパリ明日ちゃんと謝りに行った方がいいよ。バキさん」

「いや、ダメだ。今の俺には・・・」
「バキさん」

「もう放っておいてくれ」

下草を踏みながら歩き出すバキの足音が長老の耳に入ってきました。

「バキさん」と言って後を追いかけるアヤちゃんの足音も聞こえました。

長老の気持ちが深く沈んでいきました。







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ガボテンマサ

Author:ガボテンマサ
どうわへようこそ
娘が幼稚園の時に創作したお話をアレンジして、少しづつアップいます。
読み続けるとどんどんはまっていく内容だと思います。

感想などお聞かせもらえればさらなる励みになります。
悪態でもかまわないので足跡を残してくださいね。

サイト運営者メールアドレス
gaboten@tbz.t-com.ne.jp

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